脱毛中の自己処理で気をつけたいことと、肌に負担をかけないおすすめの自己処理方法を紹介
個人差や何回脱毛したかにもよりますが、レーザー脱毛をすると、2〜3週間後には毛が抜け始め、その後1ヶ月くらいは自己処理をする必要がなくなります。
しかし、1ヶ月後くらいからはまた毛が生え始めるので自己処理をする必要が出てきます。
次の照射までは、少なくとも2〜3ヶ月かかるのが普通です。
つまり、その次の照射まで、生えてきたムダ毛を処理する自己必要が出てくるのです。(もちろんそのままでも気にしないという人は、そのままでも構いません。)
脱毛ペースの目安はこちらにまとめているのでご参考ください ↓ ↓ ↓

毛周期には「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」と4つの段階があります。
そのうち、医療レーザーを照射して脱毛できる毛は「成長期」の毛のみです。
そのため、脱毛1回の照射に対して、脱毛効果を与えられるのは、この「成長期」の毛のみであり、毛量全体の2〜3割となります。
(部位によって、毛周期が異なるので、あくまで目安です。)
照射後に、「成長期」に入った毛は2〜4週間後には、肌の表面に出始めて、毛が生え揃ってきます。
この生え揃った時が次の脱毛のタイミングなのですが、それまでにちょろちょろとムダ毛が出始めますよね。
その時に自己処理が必要になるのです。
もちろん、照射をする度に毛の量は減っていくので、残った毛が生え揃ってくる時間も遅くなってきますし、残った毛の量も少なくなっていきます。
しかし、脱毛期間中だからと言って、自己処理を全くしなくていいというわけではないのです。

脱毛期間中のおすすめ自己処理
おすすめ度 | |
カミソリ | △ |
電気シェーバー | ○ |
毛抜き | × |
ワックス | × |
除毛クリーム | × |
上記の表の通り、一番のおすすめは電気シェーバーです。
① NGな自己処理
毛抜きやワックスは一番NGです。
なぜなら、毛根ごと毛を抜いてしまうからです。
レーザー脱毛の照射の効果があるのは、毛穴の中に毛根から毛がある時のみです。
そのため、毛根がない状態でレーザーを照射しても脱毛の効果はありません。
次回の照射タイミング、つまり毛周期の中で「成長期」がくるまで、毛を育てていく必要があります。
しかし、毛根ごと引っこ抜いてしまうと、毛周期が崩れてしまいます。
そうすると、永久脱毛までさらに長い期間が必要になってしまいます。
せっかく脱毛にお金と時間をかけているのに、自分で効果を下げてしまっては意味がありません。
毛根から毛を抜き取る、毛抜きやワックスは行わないようにしましょう。
除毛クリームがどうしてダメかというと、除毛クリームには、毛や肌の主成分であるタンパク質を溶かす成分が含まれているからです。
除毛クリームを使うと、脱毛中のデリケートな肌にトラブルが出る可能性があります。
特に敏感肌の人は気をつけましょう。
② OKな自己処理
電気シェーバーやカミソリは、毛の表面のみを剃り、毛根を残すためおすすめです。
特に電気シェーバーは、カミソリに比べて刃が直接肌に触れることがないため、負担が少ないのでおすすめです。
多くのクリニックでも電気シェーバーを推奨しているかと思います。
家電量販店やAmazonなどでも数千円で買えるので、脱毛期間中はこちらも必要な出費だと思って用意することをおすすめします。
顔用のものは、特に肌への負担が少ないように作られているのでおすすめです。
シェーバーの使い方のコツとしては、肌に強く押し当てないことです。
うまく剃れない場合は、刃先を交換してみましょう。
カミソリはそこまでおすすめできませんが、普段のお手入れにはカミソリが慣れていたり、電気シェーバーをわざわざ買ったりしたくないという人もいると思います。
電気シェーバーの次の選択肢として、カミソリを選びましょう。
カミソリで気をつけなければいけないのは、カミソリ負けで肌を傷つけないようにすることです。
カミソリで剃る時に、どうしてもキレイに剃ろうとして力を入れてしまいがちです。
そうすると肌に必要な角質まで削ぎ落としてしまうのです。
カミソリを使うときは優しく、撫でるように、また毛の向きに沿って剃るようにしましょう。
また、カミソリを使うときはお風呂場で使うという人も多いと思います。
しかし、浴室は雑菌が多いので、注意が必要です。
カミソリを濡れたまま置きっ放しにしておくと、雑菌が繁殖し、それが肌に入ってしまうこともあります。
カミソリを使う場合は、きちんと清潔に保管するようにしましょう。
そして、忘れてはならないのは、電気シェーバーを使うにしても、カミソリを使うにしても、保湿をしっかり行うことです。
ムダ毛を剃るということは、思っている以上に、肌を乾燥させます。
普段使っている、化粧水やクリームでいいので、脱毛期間中はしっかり保湿をするようにしましょう。
まとめ 〜脱毛中の自己処理〜

脱毛中は、肌がとてもデリケートになります。
そのため、普段の自己処理もいつも以上に気をつけるようにしましょう。